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再振替仕訳。収益の見越計上の場合


収益の見越計上の仕訳は、翌期首の最初の日付で、決算時に行った仕訳と全く逆の仕訳をします。

これを、再振替仕訳と言います。

これも正しい収益の金額を計算するためです。

決算時の例から再振替仕訳をすると、

借)受取利息 10,000 貸)未収利息 10,000

となります。

ここで、この仕訳を受取利息勘定に転記すると

受取利息勘定


となります。

そして、実際に受け取る11月30日には1年分の利息30,000円(1,000,000円)

を受け取るので、これを現金で受け取ったとすると、

借) 現金 30,000 貸)受取利息 30,000

と仕訳することになります。

上記の受取利息勘定にこの仕訳を転記すると、

受取利息勘定に転記

となります。

この時点で受取利息勘定の残高は貸方に20,000円となりますが、

これがちょうど、次期に計上するべき受取利息になります。

次期はm4月〜11月までの8ケ月分の利息が発生することになるので、

次期の利息の計算

となり、先ほどの受取利息勘定とぴったり一致します。


収益の見越とは?

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簿記の流れを簡単に説明すると、

取引仕訳勘定試算表貸借対照表損益計算書 


取引が発生したら、仕訳を行い、それを勘定と呼ばれる表に書き写します。

そして、決算になったら、勘定を集計して試算表を作成します。

最後に、試算表から

資産と負債と純資産(資本)を抜き出して貸借対照表を作成。

試算表から収益と費用を抜き出して損益計算書を作成します。





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