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簿記とは

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これは簿記でいう取引?


次のA.B.C.D.Eで簿記上の取引に該当するのはどれでしょうか?

A.従業員を月給20,000円で雇い入れた。

B.商品を来月の月末払いで100,000で買った。

C.火災が発生して、建物2,000,000円が焼失した。

D.盗難に遭い、現金20,000円の被害を受けた。

E.土地を月額150,000円の約束で借りることにした。










A.該当しない。

単に契約を結んだ段階なので、簿記上では取引になりません。

B.該当する。

商品という資産が、増加して、

買掛金※と言う負債が増加しているので、簿記上では取引になります。

※買掛金とは、商品を受け取ったけれどまだ払っていないお金のこと。

C.該当する。

建物という資産が減少し、火災損失という費用が発生しているので

簿記上の取引になります。

D.該当する。

現金という資産が減少して、盗難損失という費用が発生しているので、

簿記上の取引になります。

E.該当しない。

単に契約を結んだだけの段階なので、簿記上の取引にはなりません。


※簿記の取引については仕訳という作業をしているうちに自然にわかるようになってきます。

あまり気にする必要もありません。このような問題も試験には出題されません。





簿記の流れを簡単に説明すると、

取引仕訳勘定試算表貸借対照表損益計算書 


取引が発生したら、仕訳を行い、それを勘定と呼ばれる表に書き写します。

そして、決算になったら、勘定を集計して試算表を作成します。

最後に、試算表から

資産と負債と純資産(資本)を抜き出して貸借対照表を作成。

試算表から収益と費用を抜き出して損益計算書を作成します。






















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