本文へスキップ

簿記3級の通信講座はまだ申し込まないでください。

電話でのお問い合わせは048-922-8555

メールでのお問い合わせはこちら

簿記3級用語 収益の見越とは?


簿記3級で出てくる用語を解説します。


収益の見越とは、

決算整理時に正しく利益計算するためにまだもらっていない収益を計算して計上することです。

例えば、平成○1年12月31日から平成○2年の1年間年利3%でお金を貸したとします。

利息は元本の返済とともに受け取ることします。

当期の会計期間は平成○1年4月1日〜平成○2年3月31日とします。

返済日の平成○2年11月31日に利息をもらう約束なので、

当期の決算日の平成○2年3月31日の時点ではまだ利息分はもらっていません。



収益の見越

ここで、正しい利益を計算するために、

お金を貸し始めた日の平成○1年12月31日から決算日の平成○2年3月31日までの

すでに発生している4ケ月分の利息を計上します。

この場合、お金はまだ受け取っていないので未収利息という勘定で仕訳します。




見越と繰延はお互いに逆の発想になりますが、

考え方や目的は同じです。

正しい利益を出すにはどうすればよいかという観点でとらえるようにします。

簿記3級_収益の見越とは? 簿記3級_収益の繰延とは?

簿記3級_費用の見越とは? 簿記3級_費用の繰延とは?


初めて目にする言葉は、「難しい」と思ってしまいがちですが、

繰り返し何度も目にすることによって慣れてきます。

この言葉を使った問題を一つ解くことができれば、

簿記は簡単だということが分かるようになってくるはずです。

簿記3級にでてくる用語集 一覧





簿記3級・2級通信講座DVD無料体験版お申込みはこちら

簿記3級通信講座のテキストと問題集 簿記3級通信講座のお申込みページへ