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簿記3級用語

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簿記3級用語 費用の繰延とは?


簿記3級で出てくる用語を解説します。


費用の繰延とは、

費用はまだ発生していないものの、お金を支払っているため

決算整理において、費用を減少させること
です。


例えば、平成○1年7月1日から1年分の保険料を300,000円支払ったとします。

当期の会計期間は平成○1年4月1日〜平成○2年3月31日とします。

平成○2年4月から6月までの保険料は、平成○1年7月1日に支払っているので、

当期の決算日である○2年3月31日の時点では、この3ケ月分の支払い保険料も計上されています。

このままだと、正しい利益の計算ができないので、

決算整理において、この3ケ月分を控除して、次期に計上するようにします。

費用の繰延

次期の期首に計上することを、再振替仕訳と言います。

期首再振替仕訳とは?費用の繰延べの問題はこう解く。



見越と繰延はお互いに逆の発想になりますが、

考え方や目的は同じです。

正しい利益を出すにはどうすればよいかという観点でとらえるようにします。

簿記3級_収益の見越とは? 簿記3級_収益の繰延とは?

簿記3級_費用の見越とは? 簿記3級_費用の繰延とは?



初めて目にする言葉は、「難しい」と思ってしまいがちですが、

繰り返し何度も目にすることによって慣れてきます。

この言葉を使った問題を一つ解くことができれば、

簿記は簡単だということが分かるようになってくるはずです。

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