本文へスキップ

簿記3級の通信講座はまだ申し込まないでください。

電話でのお問い合わせは048-922-8555

メールでのお問い合わせはこちら

簿記3級トップ質問と対応>繰延べと再振替仕訳

繰延べと再振替仕訳について


質問.個別問題集 問題5の(4)番の答えが15,000になるのかがわかりません。

(A)支払保険料が75,000で12ヶ月で割ったら、

6,250なので前払い分 の月数3をかけたら、

18,750になると考えてたのですが?なぜ15,000になるにか教えてください。 

回答.この問題のポイントは、

毎年同額を4月1日に1年分を前払いしている

という点です。

つまり、以前から同じ取引がずっと続いているということです。

以前から同じ取引が続いているということは、

前期末にも

(借)前払保険料 3か月分  (貸)支払保険料 3か月分

という繰延べの仕訳が行われたということです。

繰延べを行うと必ず期首に再振替仕訳を行います。

ですから、当期首に

(借)支払保険料 3か月分  (貸)前払保険料 3か月分

という仕訳を行ったのです。

そして、4月1日に1年分の金額で

(借)支払保険料 12か月分  (貸)現金 12か月分

という仕訳を行っているので、

支払保険料勘定へは、

期首から翌期の3月31日までの15か月分分が

計上されていることになります。

その金額が支払保険料の75,000円です。

ですから1ヶ月分を求めるには、

75,000÷15ヶ月=5,000円

と出し、

翌期分の1/1〜3/31までの3ヶ月分の

5,000円×3ヶ月=15,000円

を繰延べます。


 

その他の質問と対応

簿記の教室メイプルの3級通信講座での、生徒さんからよく出る質問と、

講師による回答の一部をまとめたものです。

貸借対照表の負債・資本に当期純利益が何故くるのですか?

売掛金と未収金の違い。未払い金と未収金

税金の問題。訂正仕訳とは?

損益勘定の支払保険料(資本金)の求め方。

売上原価の計算

減価償却費の金額のもとめ方

貸倒引当金と繰入

決算整理仕訳。減価償却費の計上は?

決算整理仕訳と決算振替仕訳

現金過不足

貸倒引当金

期末整理事項の仕訳

繰延べと再振替仕訳

仕訳の手順:精算表について

手形

訂正仕訳・正しい仕訳・間違った仕訳

当座預金と当座借越

追加出資と店主引出

売上原価

損益計算書がマイナスになった場合







 









簿記3級・2級通信講座DVD無料体験版お申込みはこちら

簿記3級通信講座のテキストと問題集 簿記3級通信講座のお申込みページへ