簿記３級用語_引出金とは？

簿記３級用語　引出金とは？

簿記３級で出てくる用語を解説します。

引出金とは、経営者が、会社のお金を私消した時に使う勘定です。

※私消とは、自分の為にお金を使うこと。

経営者が、自宅の電気代20,000円を払うのに、会社のお金を持ちだした。

場合、

借）引出金　20,000　貸）現金　20,000

となります。

また、資産である会社の備品（たとえばテレビなど）を

自宅に使うために持ち出した場合も

借）引出金　50,000　貸）備品　50,000

と、引出勘定を使うことができます。

ただ、通常は、

資本金の減少なので、

借）現金　20,000　貸）資本金　70,000
　　備品　50,000

と仕訳します。

試験では、｢引出金勘定を使いなさい。」

という説明がない限り、資本金勘定を使います。

初めて目にする言葉は、｢難しい」と思ってしまいがちですが、

繰り返し何度も目にすることによって慣れてきます。

この言葉を使った問題を一つ解くことができれば、

簿記は簡単だということが分かるようになってくるはずです。

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