簿記３級　独学でのポイントは？

簿記３級　独学のポイントは？

簿記3級検定の資格をとるために、独学を選ぶ方は多いです。

メリットは、費用がかからない。時間が自由。

会社員の方や学生の方で、決まった休みがとれない。

という方でも、本屋さんに行って参考書、問題集を買ってくれば、

その日のうちから始めることができます。

本屋さんで自分に合いそうな本を探していると、

だんだんテンションが上がってきます。

テキストと問題集がそろうと、半ば合格できたような気分になったりもします。

簿記3級はボリュームもさほど多くなく、

範囲も広くありません。

それと、1週間でマスターできた。など短期間で習得できたという方の声を聞いたりして、

「難易度は高くない。独学でできそうだ。」

「よしやるぞ。」

と情熱を持って取り組み始める方は多いようです。

それでも、途中で挫折してしまうのは圧倒的に独学の方が多いようです。

なぜか？

一つは、時間的拘束がないこと。

疲れている日もあると思います。

また、気分がのらない日も・・・。

「今日はやんなくていいや。」

勉強をやる。やらない。を決定する権利が自分にしかないため、

どうしても楽できるほうに流されてしまいがちです。

もうひとつは、

わからない箇所がでてきてもそれを理解するためにテキストを見返したりすることが

面倒臭くなったり、何度読み返しても理解できなかったり、

誰かに聞ければすぐに解決できて先に進めるのに、それができないのが独学でのデメリットです。

「よしやるぞ。」

と意気込んでいた熱意は時間とともに徐々に薄れてきます。

大事なのは、

熱意を失なった自分を「だめな人間だ。」

とあきらめることがよくないということです。

誰でも、熱意が失せるのはよくあることです。

しかし、そこであきらめることなく、

勉強し始めに感じた時に感じた

「よしやるぞ。」という熱意をふたたび取り戻すことです。

毎日、

「なぜ簿記の資格をとりたいのか？」

自問しながら目的を明確にし続けられれば、

独学でも容易に合格することができると思います。

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